ブログ小説『ハンティング・パーティ』

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zoom RSS ☆ 第四報:何があった?ボスニア紛争 ☆

<<   作成日時 : 2008/03/23 21:01   >>

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今週、花粉すげーらしいけど、いくぜ!!

まっかな目、まっかな鼻、でもでも怒涛の4つ目にネタに突入!

今回は、ストーリーの背景にあるボスニア紛争についてネタを追ってみた。


ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、いかなる紛争だったのか?

1992年3月に独立を宣言するが、3民族(セルビア人、クロアチア人、ムスリム人)の利害の対立や
主導権争いから同年4月に紛争が勃発。

紛争前の人口約435万人のうち、1995年11月まで3年半にわたる紛争で死者約20万人、難民・避難民は200万人以上にものぼる激しさ。

隣国に本国を持ち、ユーゴスラビアの中で政治的に発言力を持つセルビア人と、経済力を有しナンバー2とも言える存在のクロアチア人が、ボス二ア・ヘルツェゴビナでは少数派となってしまうため、セルビア人とクロアチア人は独立に反対することに。


両民族は本国からの支援を受け、領土を拡大するために戦闘を開始。

圧倒的武力をもつのはセルビア人勢力。

人口では多数派だったムスリム人が最も劣勢となり、スレブニツァ(※1)などで最悪の結果となった・・・。


こんなことが、つい最近世界で起きていたことを認識しなければならない!

紛争中、国連は人道援助物資の輸送支援では活躍したものの、紛争を押さえる役には立たず、1995年になり、NATOの軍事力を背景にアメリカが本格的な仲介に乗り出し、11月に3民族は和平に合意。

政情や治安は徐々に安定、紛争直後には6万人の部隊が展開、現在は2500人にまで減少した。

本作品でサイモンとダックが、最初にボス二ア・ヘルツェゴビナを訪れたのは、紛争中の1995年。

再会して“フォックス”の追跡を始めた2000年の時点では、治安は安定していたが、民族の住み分けが進んでいた。

作品に登場するチェレビチやフォチャ、ヴィシェグラードはボス二ア・ヘルツェゴビナの東部に位置し、もともとはムスリム人が多数派だったけど、戦闘と民族浄化により現在はセルビア人が大多数を占める。


と、ホントに紛争の概略を説明してみたけど、これだけじゃ語れない深い問題がある・・・。

オレがキャッチできなかった、もしくはここ違うだろ!って指摘大歓迎!

驚きのブッッ飛びネタ、カモンカモン!


※1【スレブレニツァの虐殺】1995年7月、スレブレニツァ(当時の推定人口4万人強)に侵攻したセルビア人勢力により、数日間で約8000人のムスリム人が殺害された。
当地は国連が「安全地域」に指定し、国連保護軍(UNPROFOR)のオランダ軍部隊が派遣されていた。しかし、約400人の兵力ではセルビア人勢力に対して抵抗できず、一部の兵士は拘束され、住民を守ることができなかった。
国連の活動は中立が基本であるため生じた惨劇とも言える。
当地以外でも、民族浄化により殺害された人々の集団埋葬地の発掘と身元探しが現在も続いている。



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※映画『ハンティング・パーティ』は、5月10日(土)よりシャンテシネ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショーです。



※ブログ小説目次
第1話 サイモンとダック
第2話 ぶち切れたサイモン・ハント
第3話 ボスニア・ヘルツェゴビナへようこそ
第4話 ベン、ホリデー・インのバーにデビューする
第5話 落ちぶれた相棒
第6話 3人は揃った
第7話 「聞こう。ネタって?」
第8話 ムスリムのカフェで
第9話 盗み聞き
第10話 “生と共に死を授かった男”
第11話 出発
第12話 チェレビチの森で
第13話 セルビアの村はずれのカフェ
第14話 撃たれた3人の車
第15話 フォチャへ
第16話 警察のティータイム
第17話 チェレビチからの命令
第18話 国連の男・ボリスとの出会い
第19話 プロの出番
第20話 フォックスは守られていた
第21話 バーの外の暗闇で
第22話 危険へと続く道
第23話 マルダとウーナ
第24話 サイモンの恋
第25話 サイモンの恋A
第26話 最悪の別れ
第27話 チェレビチの見張り人
第28話 バーを探す
第29話 招かれざる客
第30話 命がけの問い
第31話 オレンジの車を追え
第32話 「ひざまずけ!」
第33話 クロアチアの小人
第34話 また現れた男
第35話 約束
第36話 天国から地獄へ
第37話 嘘
第38話 夜9時。ビシェグラード
第39話 マルヤナという女
第40話 CIAのルール
第41話 追っ手の影
第42話 誰も信用するな
第43話 荒らされていた部屋

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タイトル (本文) ブログ名/日時
2 戦争広告代理店とボスニア紛争とハンティング・パーティ
あまりに衝撃的だったので、ブログで書くべきか非常に迷いました。 ...続きを見る
世田谷のProducer
2008/03/25 13:49

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ええとね、いろんな本を読んだんだけど、
「民族間どうしの憎しみから起った戦争」とはどうも思いにくいんですよね。
セルビア人とムスリムで結婚してた人も普通にいたみたいだし。
この映画を見たら、ほんとにほんとのことって
報道されていないのかも、、、って思えてきます。
サイモンとダックとベンも、だんだん、深みにはまっていくので… これからが面白いですよ。


おとなあやや
URL
2008/03/23 22:18
あらためて報道の大切さを感じると共に意義や定義の深さに興味をそそられます。
それにしても
次が気になるっ……
更新されるのが本当に楽しみです。


ダックの歌声……
映画でチェックしたいし



RORO
2008/03/24 12:31
おとなあややさん
私は戦争広告代理店を読んで、衝撃を受けています。。。
せたP
URL
2008/03/25 13:51
roroさん
ダックの歌声は渋いですねー。
せたP
2008/03/25 15:47
ウェブリブログ

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5月10日(土)公開のリチャード・ギア主演映画『ハンティング・パーティ』をブログ小説として先行公開。映画製作秘話や独占ニュース、関連情報など、映画をより深く楽しむためのコンテンツも小説の展開にあわせて掲載します。
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